本当に長く働ける会社です。 | 松村 康弘

観光バスの運転士のやりがい。

当初、大型10トンのドライバーをしていました。車、運転が好きだったので、その仕事を選びましたね。一般のサラリーマンからドライバーとして転職して働いている時に、同じ会社に「観光バス」出身のドライバーさんがいて、その人が「観光バスになるなら帝産」だと話していたんですよ。「そうなんだ…」と思ってここに入社いたしました。入ってわかったんですけど、本当にしっかりした会社だと思います。最初は、荷物を運ぶドライバーからの転身でしたので戸惑いもあったんですが、すぐに観光バスの仕事にも慣れましたよ。一生懸命頑張りましたから(笑)一番は、人を乗せることの難しさ、「人」には感情がありますから。そして、お互いに「ありがとうございます」声で、頑張れる。観光バスの運転士の仕事は、すぐにお客様から答えが戻ってくる。それがやりがいですね。京都支店の運転士だけでも80名くらいの人がいますね。そのメンバーで、観光時期にはもう、フル回転ですね。春と秋はもう、京都は観光シーズンですからね。当然、京都は有名な観光地ですから、何百回も同じところに行くんですが、修学旅行の生徒さんにとっては、初めての思い出作りですからね。手は抜けませんね。路線バスは、様々な方を乗せますが、観光バスは「旅行を楽しい思い出にしたい人」が乗ってくるので、運転していて楽しいですよ。そう、観光バスの仕事は楽しい。お客様のこの笑顔をお帰りまで守りたい。

「感動エピソード」が生まれる仕事。

もう、10年くらい前ですが、北海道から修学旅行でこられた学生さんの観光を終えて、ホテルに着いた時に生徒さんたちに胴上げをされたんです。私は普段通りご案内したのですが、よっぽど楽しい旅になったんでしょうね。毎日同じ気持ちでハンドルを握っているのですが、さすがにこの経験は感動しましたね。「胴上げされたんですよ!」(笑)

ガイドさんと作る「旅の価値」

ガイドさんがいるバスということで、帝産を選んでいただくことも多いと思います。だからこそガイドと運転士がペアの方同士力を合わせて頑張っていると、それが、お客様にも必ず伝わるはずです。波長はいい感じでペアが組めるとベストですね。逆に、ワンマンで運行することもありますが、その時のお客様応対は、運転士の仕事になってくるので観光バスの運転士としての気配りは大切ですね。

体験が生きる「後進指導」

自分が今まで培ってきて、先輩に教わってきたことを後輩に伝える大切な仕事だと思います。道路状況や危険な部分など、体験でしか身につかないことを一生懸命伝えていますね。自分たちもそうしてもらってきましたから。例えば、学生さんには、ここは交通量が多いので誘導して差し上げた方がいいとか、細かな事ですね。技術指導としては、とにかく、安全に運転してもらうために、基本を習得してもらう事を常に心がけていますね。「運転は、気の緩みにブレーキをかける仕事」ですからね。

定年まで働き続けたい「会社」

定年まで働ける会社だと思いますよね。私もあと2年くらいで定年なんですが、金銭的にも安心して働けますし、

好きな仕事をして、会社を好きにさせてくれる会社だと思いますからできる限りここで頑張りたいですね。先輩、後輩がしっかりありますが、先輩を敬う、後輩を可愛がるという風土が帝産にはありますね。最近は、より皆でいい会社にしていこうみたいな雰囲気が盛り上がってます。経営幹部の方々との距離感も近く感じますね。普通は、社長なんて顔も見たこともない、喋ったこともないみたいなものなんでしょうが帝産観光で気軽に声もかけてもらえて、とっても信頼できますよ。去年は70周年で、全店で記念式典 静岡の嬬恋に社員旅行で皆集まりましたね。楽しかったです。他の支店の運転士さんとの交流もまた楽しいですよ。300人くらいの運転士が集まるんですからね。すごいですよね。もし続けられるなら、この仕事を続けたいですね。「観光バスの運転士は、本当に楽しい仕事なんです」私がいる事が、役に立てて、会社に少しでも恩返しできればとも考えています。(笑)

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